2022 年によく聴いた音楽
imgui で日本語が表示できないときのチェックリスト
日本語のグリフを含んだフォントを使用している
例えば、NotoSans を使用する場合はこちら https://fonts.google.com/noto/specimen/Noto+Sans ではなく NotoSansJP https://fonts.google.com/noto/specimen/Noto+Sans+JP を使っていますか?
(私は JP でない方の NotoSans を使って <?> しか出ないな~と思っていました)
ソースコードのエンコーディングは UTF-8 である
Visual Studio の場合は間違って Shift-JIS にしてしまうことが多いので
プロジェクトのプロパティ>C/C++>コマンドライン>追加のオプション
に /utf-8
を追加するといいでしょう。
エンコーディングの自動推定がオフになり、プロジェクト内のファイルに Shift-JIS のものが存在する場合警告が出るようになります。
AddFontFromFileTTF で読み込むグリフの範囲を適切に指定している
ImGui::GetIO().Fonts->GetGlyphRangesJapanese()
で日本語で使用する文字範囲が取得できるということになっていますが、難しい漢字は出てきません。(薔薇とか)
初めは広い範囲を指定して、あとから絞るといいでしょう。
auto& io = ImGui::GetIO(); ImWchar const ranges[] = { 0x0020, 0xfffd, 0, }; io.Fonts->AddFontFromFileTTF("NotoSansJP-Regular.otf", 16.0f, nullptr, ranges);
2022.01
今月の絵
服のしわの練習。だらっとしたポーズカタログ 2 の 181 ページより。
大きな陰影をつけてからその印象を壊さないように細かい陰影をつけることでサムネでも拡大してもおもしろくしたかった。フラクタル図形を描くイメージ?
線が馴染んでなくて靴下が適当。接地感もゆるい。
顔と髪には青空をイメージした寒色の光を上から、土の照り返しをイメージした暖色の光を下から入れている。虚無空間だけど。
スカートの内側は透過光を表現できればよかったけれど中途半端になってしまった。
塗りはグラデーションを多用しているのに線ははっきりしてしかも雑なのが線の馴染んでなさが目立つ原因?こういう塗りをするならコントラスト低めの線をなめらかに入れたほうがよさそう。逆にラフな線を活かすには色の境界も線として働くようなぱきっとした塗りがいいのかもしれない。
2022 やること
去年は色々書いたのに何もできていないので今年は一つに絞ります。
自作レンダラーで自作アニメを出す
実質二つですね。
エンジニアリング的には
- パストレーシングの理論と実装
- パストレベースのトゥーンレンダリング
- Blender とのリアルタイムな連携
- Blender での頂点やモーションの編集を自前レンダラー上でリアルタイムにプレビューする
- DirectX Raytracing vs Vulkan Raytracing の比較
あたりから攻めていきます。
絵の観点では
- かわいいモデルを作る
- かわいいモーションを作る
- デモリールを作る
をやっていきたいです。エンジニアリングに比べると低解像度すぎて何も見えていませんが、やりながら詰めていきます。
その他
去年の目標は何もできていないものの絵は当社比で5倍ほど描けました。twitter に上げられたのは 12 枚で、(こんな程度でも)人生で一番多いと思います。コンスタントに出しているとなんだかやる気が出てくるということがわかったのが一番の収穫です。言い訳なしでこれがやりたかった事だと言える絵を描きたいです。
本年もよろしくお願いいたします。
2021.10
ダイソーの電子メモパッドを買った
線を引く機能と全削除機能しかないため後のことを気にせず描けて楽しいです。これがもし単機能の iPad アプリだったらきっとそうは感じないんですよね。スクリーンショットは撮れるしスペックからすればもっと高級なツールが作れることが明らかだと感じてしまうと機能の不足のことを考えずにはいられません。その点ハードウェアとして機能が制限されていればどうしようもなさに納得するしかありません。写真を撮れば永続化はできるといっても標準機能であるかどうかという違いはとても大きく感じられます。紙に描くのともちょっと違って、やり直すには完全に消すしかないため細かい修正より大きい修正(構図・ポーズ)の修正のほうがやりやすいのですが、これは一般によいことだと思います。550 円で落書きが楽しくなるよい買い物でした。